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いま一度薬の飲み方考えませんか?

こんにちはひたちなか市のグレース鍼灸整骨院です。今日のタイトルは真面目ですシンポジウムのタイトルぽいです。皆さんの中には頭痛にお悩みの方いますでしょうか?私も首や肩が凝ってると頭痛がする時があります、そして薬を飲む事もあります。

頭痛が起こる→薬を飲んで抑える→頭痛がでる→薬を飲んで抑える、そうすると効果時間が短くなり、さらに飲む回数が増える、さらには違う複合鎮痛剤や頭痛が起きそうだからと頭痛が起こってないのに薬を飲んでしまったり。そうすると悪いサイクルに陥ります。今回は薬を飲み過ぎで起こり得る薬物乱用頭痛medication-overuse-headacheの頭文字をとりMOHを取り上げます。

国際頭痛分類でのMOH診断基準では

いま一度薬の飲み方考えませんか?

1.月に15日以上頭痛がある

2.3ヶ月を超えて定期的に1ヶ月に 10日以上エルゴタミン、トリプタン、オピオイド、または複合鎮痛薬を使用している、単一成分の鎮痛薬などを15日以上の頻度で3ヶ月を超えて使用している

3.頭痛は薬物乱用により発現したか、著名に悪化している

MOHは一般人口あたり1〜2%、性差は女性が多いです。女性の4人に1人は偏頭痛があると言われていて月経や更年期などの女性ホルモンの原因や女性に遺伝子やすい遺伝的素因があります。デスクワークや下向きでの作業やスマホ、ストレスによる血流悪化などで筋緊張性頭痛などが原因になります。偏頭痛+筋緊張性頭痛の混合型もあります。

MOHの治療の原則は①原因薬物の中止②薬物中止後に起こる頭痛への対処③予防薬物投与の3つがありますが確立された治療法はないのですが研究は蓄積されつつあります。無作為化比較試験ではトピラマートが有効とされています。MOHの予後不良因子には偏頭痛の罹病期間が長かったり、複合鎮痛剤(カフェインが含まれている)アルコール、喫煙、通院しなくなる、などがあります。

頭痛ダイアリー(頭痛が出た日数、時間帯、薬を使用した日数、天気)を使用したり、偏頭痛や筋緊張性頭痛の要因をしっかりと自分で見つけ対処したり、月に3日以上頭痛がある方は頭痛専門外来に受診しましょう。当院では偏頭痛・筋緊張性頭痛に対処出来ますので心配な方は一度ご相談ください。

季節は冬に近づいでますので体調にお気をつけください、この時期は不意な痛みがでたりします。

今日以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ひたちなか市グレース鍼灸整骨院 院長。

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