こんにちは
ひたちなか市のグレース鍼灸師・整骨院です
先日、不妊治療を希望された患者さんが来たのですが
不妊治療と鍼灸は相性が実は良いんです
今日は、その説明をします
妊娠するのにまず大事なのは
状態の良い卵子や精子、子宮内膜の厚さが大事になります
その他に食事やストレス、身体の冷え、運動も大事です
不妊治療では初期胚と胚盤胞の状態での移植があるの
ですが胚盤胞移植の方が妊娠率が高いです
これは年齢的に上がるにつれ妊娠率は下がってしまいます40代だと胚盤胞移植でも30〜40%くらいとされてます
期胚(採卵後2、3日の状態)の場合は分裂した割球(丸いボールの様な物)の大きさが均一で細胞分裂した断片が無いのが理想とされます
胚盤胞(採卵後5日目から着床前の胚)
内細胞塊(赤ちゃんになる部分)と栄養外胚葉(胎盤になる部分)の細胞数が大事になります
主な不妊治療
︎タイミング法
排卵日を予測して夫婦生活をするやり方
自然妊娠に近い
排卵誘発剤を使うやり方もあります
︎人工授精
受精率5〜10%
年齢が上がるにつれ確率が下がる
︎体外受精
人工授精より受精率が高い
排卵誘発剤や麻酔をかけ採卵をするので身体の負担がかかる
︎顕微受精
1番受精率が高い
精子に問題がある場合に向いている
卵子に針を刺すので卵子にストレスがかかってしまう
ただし受精したからといって必ず着床するわけではありません
妊娠率の低下を招く原因
- ︎胚もしくは子宮自体の問題または両方
- ︎子宮内膜が薄い場合 ※生理周期全体を通して8㎜が一般的
- 黄体ホルモンのバランス低下や子宮内膜の炎症、卵管の閉塞など
鍼灸での治療
お腹の圧痛や固さをみます
問題がある場合は内臓の治療をします
自律神経の治療をします
副交感神経を抑える事により身体が受け入れる状態を作ります
子宮に関係するツボを使います
それにより子宮周りの血流を良くします
また卵子の数は産まれてから
だんだん数が減っていき増える事はありません
卵子の元となる原始卵胞は
一次卵胞になり
二次卵胞から最後は
成熟卵胞になります
原始卵胞から成熟卵胞まで半年くらいはかかります
治療する場合も半年くらい前からやると良いですね
↑原始卵胞から成熟卵胞
今日は以上です