鼻呼吸のとき、顔は“支えやすい形”になる

本来、呼吸は鼻が基本です。鼻呼吸では自然に唇が閉じやすく、舌は上あご(スポット)に収まりやすい状態になります。すると、口輪筋(口まわりの筋肉)や頬の筋肉が必要以上にサボりにくく、下あごも安定しやすい。さらに舌が上がることで上あごの内側から支える力が働き、顔全体のバランスが保ちやすくなります。
口呼吸になると「唇が開く→舌が落ちる→下顔面が伸びる」
一方、口呼吸のときは唇が開きやすく、舌が下がりやすいのが特徴です。すると口輪筋は働きにくくなり、頬や口角を支える筋肉も連動しにくくなります。
さらに、舌が下がると下あごの位置が不安定になります。下あごが後ろに引けたり、口がぽかんと開いて下あごが下がったりすると、下顔面は“縦に長い方向”へ引っ張られやすくなります。これが「人中が長く見える」「口元がもったりする」「二重あごっぽい」などの変化につながりやすいのです。
乾燥→力み→食いしばりで、さらに口元が重く見えることも
口呼吸は口の中や唇が乾きやすく、乾燥の不快感から無意識に口元が力んだり、食いしばりにつながる方もいます。咬筋(エラの筋肉)が緊張すると頬の動きが硬くなり、表情が作りにくくなることも。結果として、下顔面の印象が重く見えやすくなります。
今日からできる「口呼吸」改善のコツ
対策はシンプルです。
- 鼻で静かに呼吸
- 唇はそっと閉じる(力まない)
- 歯は軽く離す
- 舌は上あごに優しく置く
まずは気づいたときに“3秒整える”だけでもOK。寝ている間に口が開く方は、枕の高さや寝姿勢の見直し、鼻づまりケアもとても大切です。
口呼吸の改善は、美容だけでなく睡眠の質や体調にも関わります。口元・フェイスラインの変化が気になる方は、まずは毎日の呼吸と口元の状態から整えてみてくださいね。





